オーナー様からのギモン・質問にお答え!~「象印製品」編 vol.2~

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オーナー様からのギモン・質問にお答え!~「象印製品」編 vol.2~
2019年10月に実施した「秋のアンケートキャンペーン」にて、多く寄せられた「象印のギモン・質問」についてお答えいたします。

海外ではこんな製品を取り扱っています

象印は日本国内向けの製品だけではなく、海外向けの製品も製造・販売しております。
国や文化に合わせて製品の特長や機能は変えても、大切にしている考えは「ONE BRAND ONE QUALITY(ワンブランド ワンクオリティ)」
世界中どの国でも、「象印」というブランドと、当社が大切にしている「品質」を変えないという理念を持って製品開発と販売を行っています。
こちらでは海外ならではの製品・機能の一部をご紹介いたします。

世界で異なる『炊飯ジャー』


日本で食べられているふっくらもっちりとした食感が特徴のお米は「ジャポニカ米」といわれる短粒米の一種です。
しかし、世界では「インディカ米」といわれる長粒米の一種が生産量の80%を占めており、「ジャポニカ米」は約20%程しかない、マイナーなお米ということをご存知でしょうか。
そのため、海外向けの炊飯ジャーは日本のお米を基準に開発を行うのではなく、その国々でよく食べられているお米を使用しています。
基本的にアメリカ、台湾、中国向けの炊飯ジャーは短粒・中粒米をベースに、東南アジア向けは長粒米をベースにしてそのお米にあったおいしい炊き方ができるように開発を行っています。
また、地域によって好まれているお米の違う国に対しては、別のお米に適したコース搭載しているものもあります。

その他、海外ならではの製品や機能として、
●オートミール、キヌアのメニューを搭載したもの
●蒸しかごを付属して、蒸し調理が可能なもの
●ジャスミン米やワイルドライス等の炊飯レシピを同梱したもの
   など
その国や地域の需要にお応えできるようにしています。

ホームベーカリー《北米向け》


日本では1斤タイプが主流ホームベーカリーですが、北米のホームベーカリー市場で人気なものは2斤タイプです。
そのため、象印も北米向けに「横型2斤」タイプを販売しております。
更に、北米向けの特徴は多種多様な搭載コースです。
例えば…
●マルチグレイン(あらゆる穀物粉を使用したコース)
●グルテンフリー(穀物性のたんぱく質を使用しないコース)
●ヴィーガン(卵や乳製品など、動物由来の材料を使用しないコース)
●サワードウ(伝統的な天然酵母を使用したコース)   など
様々な人種の人々が生活する国であることから、あらゆる趣向に合わせたコースを搭載しています。

マルチクッカー《アメリカ、中国、台湾、東南アジア向け》


海外では、お米に特化した調理器よりも、様々な具材を使った調理が可能な多機能調理鍋が主流です。
もちろんお米のおいしさを追求した炊飯ジャーにも力を入れておりますが、海外向け製品としてマルチクッカーを販売しております。
鍋はステンレスを採用しており、固い甲殻類の調理もできることに合わせ、海外で主流の調理法であるスロークック(低温で時間をかけて調理する機能)や、白米、玄米の炊飯も可能な多機能調理器です。

茶葉ストッパー付きタンブラー


直接タンブラーに茶葉とお湯を入れ、お茶を飲む際に茶葉が出てこないように網を付けたモデルのステンレスタンブラーです。
もちろん高い保温・保冷力にはこだわっています。

おもしろアイディア製品をご紹介!

「え?象印にこんな製品があったの!?」と思わず驚く、アイディア製品も過去にはたくさんありました。
くすりと笑いを誘う、ネーミングにもご注目ください。

スピードつけもの器、「はやづけくん」


発売日:1989年 9月  当時の価格:5,000円

まほうびんで培った真空技術を利用し、わずか2~3分で漬け物を作ることができるつけもの器です。
当時はギフト向けにも高い人気をいただいておりました。

ハンディジェットマッサージャー『ぶくぶくリラックス』


発売日:1991年 8月  当時の価格:39,800円

お風呂で使えるハンディタイプのマッサージャー。
コンパクトでシャワーのように手軽に使える点が特長でした。
ノズルから噴出する細かな泡により、「マッサージ」「洗浄」「温熱」の3つの効果が得られる優れものでした。

その他、過去のアイディア製品はこちらをご覧ください。

オーナー様からのギモン・質問にお答えするコーナーは、今回で最終回です。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
象印マホービンはこれからも、「日常生活発想」で皆様の暮らしに寄り添っていきます。
今後ともどうぞよろしくお願いします。