【イベントレポート】新製品『mizlog』発表会にご招待

レポート
【イベントレポート】新製品『mizlog』発表会にご招待

イベント概要

象印マホービン株式会社は、スマートデバイス「mizlog(ミズログ)」の商品化に向けて、クラウドファンディングにて6月9日(月)より支援受付を開始!
同日、オーナー様をお招きし、「新製品『mizlog』発表会」を開催しました。

「mizlog」は、現代人の生活において不足しがちな「水分」と「休憩」に着目し、「カラダに、水休憩を。」をコンセプトに開発したスマートデバイスです。水分補給を忘れた場合にコースターが光ってやさしくお知らせすることで、日々の水分摂取を自然にサポートします。専用アプリとの連動により毎日の水分補給量を自動で記録できるほか、水を飲むほどアプリ内の植物が成長するなど楽しく使い続けていただけます。

当日は、開発者による企画の背景や想いのご紹介に加え、オーナー様に『mizlog(試作品)』を実際にお試しいただきました。

第一部:クラウドファンディング形式での支援受付開始について

第一部では、新事業開発室の岩本が登壇し、クラウドファンディングプラットフォーム「kibidango」にて、象印の新たな挑戦について説明!

第二部:開発の背景や想いのご紹介

第二部では、開発に至った背景をご紹介!
象印マホービンでは、2001年より長年にわたって電気ポットを活用した高齢者見守りサービス「みまもりほっとライン」を提供してまいりました。2019年に、さらなる見守りの可能性を模索する中で、「高齢者の服薬をサポートできないか」という検討を開始いたしました。検討を重ねる中で、当社が目指すべき見守りの形として、「子が親を見守る」という一方向ではなく、「親と子がお互いにゆるやかな繋がりを感じる」という双方向コミュニケーションであることを再認識いたしました。

その具体的な形として、服薬や熱中症対策として重要となる「水分補給の量やタイミングを親と子がお互いに共有する」というアイデアの具現化を進める中で、ロボティクスベンチャーであるユカイ工学株式会社へコンセプトを相談したところ共感いただき、共同開発することとなりました。

実際にプロトタイプを開発し、社内実証を進める中で、高齢者が自らこの商品を使いたいと思ってもらうにはまだハードルがあると痛感した一方で、開発チームメンバー自身が「自分のためにこの商品を継続して使いたい」「使っていて楽しい」と感じたため、まずは高齢者向けの商品という枠組みを超え、水分補給の必要性を強く感じる「働く世代」に向けた商品として、このたび「mizlog」を開発するに至りました。

発表会中は実際にオーナー様に製品をご使用いただき、ご使用の感想も緊張する中でしたが、お声えをいただきました!ありがとうございます。


平日のお忙しい時間帯でしたが、ご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。

オーナー様のご感想

ご参加いただいた皆さまからいただいた感想を、一部を抜粋してお届けします。

貴重な機会をいただけて光栄でした。私自身、久しぶりに社会的な緊張感も味わえ第一線で、頑張ってらっしゃる方から湧き上がる勇気を貰いました。まあるく光を放ち、横からもやわらかく少し彩り色も可愛く儚げで、周りと繋がる演出にも心が弾みました。離れているからこその現代的なテレパシー。育むこころとこころが和む安心感っていつの時代もあったまります。リビングにも気軽になじむ丸いデザイン、スクエアよりも柔らかな印象で、ご年配の方、ミドル世代も使いやすいと思います。子供や児童期の水分補給を時間割り感覚で、保護者が管理したり、学校や病院、カフェで導入しシェアできたりこれから様々な用途や色んなオプションも楽しみです。個人的に小さくアラームや可愛いベルのような音が少し鳴ったり響いたら嬉しいなと高鳴りました。故郷の祖母にも送ってあげたい。家族でのアプリ管理も理想的です。どの世代も毎日の水分補給はかかせません。だからこそ楽しく気持ちよく水筒のようにライフスタイルに落とし込めたらなといつも感じていました。炭酸水だけはペットボトルを私自身も買ってしまう時がありましたが、炭酸水マシンに切り替えてからごみが減りかなりエコに繋がりました。ただハードワーカーな現代人、サラリーマンやOL世代はミニマリストが増え、どうしても水を持つのが億劫になりがちで心配です。私も疲れた時は、どうしてもとペットボトルを買ってしまいます。熱意も伝わりこれからの商品化を応援しています。様々な分野への魅力とこれまでの起点、歩みを知れて、見守りサービスの重要さ、課題点、これからの介護の分野との連携がもっとうまくはかれればと心から共感いたしました。水分摂取の分野がさらに興味深くなりました。

新商品の開発話や思いをプロジェクト担当の方の話を通してお伺いできたのは、企業・製品愛の醸成につながりました。また、実際に新商品を利用することができたことも、なかなか得られない、他社では経験したことがない貴重な体験だったので、人にシェアしたくなる思いを抱きました。ちょっとだけ、後方からの圧を感じ、緊張してしまいました…笑